【集】寛ぎたい!集まりたい! 人の気配が欲しい!
寒い日には暖かく、暑い日には窓を開放か冷房をつけています。お友達とおしゃべりしたり、お子さま連れで遊びに来ても大丈夫。ご自宅から持ってきた本を読んだり、編み物の続きをしたり、宿題をしたり、勉強を教えあったり、自由に過ごしてください。
多少ですが本も置いてあります。場所のご利用には料金はかかりませんが、燃料費箱を置いてありますので入れていただけると助かります。
ご利用にルールはありませんが、みなさんで譲り合って、楽しく、和やかに、朗らかに過ごせるようにしましょう。
道具レンタルサービス
ruun room内でご利用できるボードゲームやレジンなどを1時間500円(+材料費)で貸し出しています。
ボードゲーム
ご自宅でボードゲームで遊ぶ機会も少ないと思います。
また、人数が足りない、知り合いとボードゲームをしてみたいという場合にもご利用いただけます。
※ただいま、コロナ対策のため、マスク着用の上、いつも一緒に過ごすお仲間(上限4名まで)とのご利用のみお受けしております。ご希望の方は事前にご連絡ください。<br>
【テーブルゲームリスト】
1.モノポリー
2.ウボンゴ
お子さまからご年配の方まで楽しめる、思考型パズルゲームです。
【パズルゲームリスト】
1.tricky ways
2.ロジカルルートパズル
【その他テーブルゲームリスト】
1.ストライクエアホッケーATTACK
料金:1時間500円
ゴルフ用「パッティングフィールド」
全国のゴルファー必見!!室内でも練習できるゴルフ用の「パッティングフィールド」
※ただいま、コロナ対策のため店内でのご利用ができなくなっております。店外への貸し出しを承りますので、ご利用ご希望の方はご連絡ください。<br>
初心者から上級者までお使いいただけます。
ゲーム感覚でみんなで競争できます。
サイズが3メートルと非常に大きなもののため、
いつでも貸し出し可能なのですが、ruun roomにほかの方がいらっしゃる場合お断りする場合もあります。
事前予約をいただいてのご利用となります。グループでのご利用も可能です。
料金:1時間おひとり500円
グループ利用:1時間2000円(5名まで)
レジンでアクセサリー作り
UVライトや道具を貸し出します。レジン液は1本専用でお買い求めいただくとお得にできます。
1アイテム500円~
ジェルネイル
「ジェルネイルをやってみたいけど道具一式揃えるのはちょっとな。それに子どもが小さいから時間もないし。」という方は、お友達と交代でお子さまを見ながら、ルーンルーム内でジェルネイルをお試しください。道具一式を貸し出しいたます。
ネイル10本で1000円
駄菓子屋さん
駄菓子、玩具、クジ、当たりつきお菓子など、子どものお小遣いで買い物ができる駄菓子屋さんです。
「子どもの文化」「子どもの社会」に対して駄菓子屋が担う役割
「昔はたくさん駄菓子屋があって、学校から帰ったら外に遊びに出てはお菓子を買ったりしてたのにね。」という声を多くの大人から聞きます。
いま、小さな駄菓子屋さんはとてもとても少なくなっていますが、大きな店舗などで”駄菓子”という商品と思い出を買うことはできます。
ruun roomが目指す”駄菓子屋さん”は、子どもの生活の一部としてのお店です。お小遣いでお菓子を買い、年代関係なく遊び、話し、時には喧嘩をし、保護者や先生が介在しない「子ども独自の社会」が形成される場所。
ruun roomを創った当初、駄菓子屋さんを作ることは考えていませんでした。ただ、物の売買が好きな私は漠然と駄菓子屋もやりたいなぁと考えていただけです。開店すぐコロナによって約1年半何もできず、より広い場所での開店を目指し改装に励んでいました。そして開店1か月前。広くなった事務所を眺めている時「そうだ、ここで駄菓子を売ろう」と思い立ったのがスタートです。
当初持っていた漠然とした駄菓子屋さんの存在意義が、運営してゆくにしたがって明瞭になってゆき、そんなときひとつの考察を読みました。そこには私がひしひしと感じていたことがきちんとした言葉で書かれていましたので、長くなりますが最後に紹介させていただきます。
下記、ご紹介します。加藤理さん(教育学者、子ども学者)が、日本子ども社会学会で発表された研究ノートです。
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「 子どもの文化・社会に果たしていた 駄菓子屋の役割について 」
子どもの生活から、文化や遊びを生み出す創造力やそれらを伝承する機能が喪失されつつ あると言われて久しい。
子どもたちの遊びそのものも、遊びのための〈時間・空間・仲間> の変貌により、大きく変質しつつある。子どもの生活の中で育まれてきた子どもの文化は、 そのような子どもたちの生活や子どもを取り巻く環境の変化に伴って、さまざまな変質を見 せている。
特に、子どもの生活時間がく学校中心>になり、放課後も塾や習いごとなどの〈学校文化〉 の延長とも言える場で過ごすことが多い今の子どもたちにとって、人間を選別する価値基準 はく一元化>され、接する文化はく高級化〉の一途を辿りがちである。また、経済の発展や 流通機構の変化は、子どもの文化が、子どもによってではなく、大人、特に玩具などの製造 業者によって生み出され、それらを子どもたちに〈商品>として与える傾向に拍車をかけて いる。
このような子どもの生活や文化を取り巻く状況を考えた時、家庭や学校とは隔絶された子 ども独自の社会を形成し、その場で子どもたちが様々な文化や遊び、秩序等を築きあげてい たく駄菓子屋>での子どもたちの様子を振り返ることは、現在の子どもたちの生活空間や文 化に必要なことを示唆してくれるのではないだろうか。」
(研究ノート子ども社会研究2号、Jo”nm/Q/Cノ”/dSr”dy,Vol.2,June,1996:103-116 」より抜粋
※https://www.js-cs.jp/wp-content/uploads/pdf/journal/02/cs1996_08.pdf)